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今日は仕事中に写真家の北野謙さんから連絡があり、夜、新宿の随園別館でジャーナリストの白根全さんと三人でご飯を食べた。

白根さんには借りてた本があったし、あんまり日本にいないし、ということで、仕事早退して(笑)家に帰り、本を持って虹男(ズーマーちゃん)で新宿まで出かけた。

白根さんの話はいつも面白い。
ブラジルに帰ったみたいな気分になった。

白根さんは、カーニバル評論家だ。
カーニバルに出会ってなかったら僕なんてただのテロリストになって爆弾巻いて自爆テロしてるよー。
と言っていた。

そうなのです。いっぱい不満や言いたいことやムカつくことがあたしにだってあって、そのはけ口をどこに持って行くかが重要。
南米に、昔々ファックな白人(キリスト教徒)たちにつれてこられたアフリカンたちが、ヨーロッパの文化とミックスさせてできたのが、カーニバル。
リオのが一番有名だけど、南米中どこに行っても、同じ時期にカーニバルがある。
奴隷という状況の中で、カーニバルというものを作り上げたその底力はものすごい。

結論をハッピーなもので表現すること。
そういう生き方を実践するために、日々暮らしているのです。
ヤスがあたしのことを、なんであいつはいつもあんなに楽しそうなの?って言ったらしいけど、答えはこれです。


随園別館はおいしいから大好き。だ。

今度はペルー料理を食べに行きます。
それからペルーの白根さん別館に行きたい。
そんでマチュピチュ。

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そんなわけで、とりあえず毎日書いてみるということを自分に課してみた。

日記というものを書く習慣は私にはない。
旅行に行っている時は、日記というよりその場でメモをとったり、その日の出来事を書くというより、思いついたことを書くので、ノートを持ち歩くけど、普段は全く書かない。
読む人がいることを(意識的にしろ無意識にしろ)想定して書いている時点で、ブログと日記は全く違う。
もし、ブログのアドレスを誰にも教えずにひたすら書くとしたら、それは日記に近いが、ブログというのは読む人の顔が見えているので、日記とは違うのだ。
そして、この私の昨日から始めたブログは、今現在、1人だけアドレスを知っている人がいる。
なぜならた*さんの会社のブログを使ってるからだし、しかも、誰も読まない状態でブログを書く必要はないからだ。
これからその人数が増えるかもしれない。増えないかもしれない。
まあ、とにかく、一人でもこのアドレスを知っている人がいるということは、その人が読もうが読むまいが、これは日記ではない。


とか。そんなことはどうでもいいんだけど。


手紙やなんかのように誰かに向かって書く場合、誰かに向かってしゃべるのと一緒で、トピックに制限がある。
相手が全く興味のないことや、相手が知らないことについて、グダグダ書き散らしたところで、それは会話ではない。

ブログは、しかし、相手がいようといまいと、その制限はとぱらってもよいものと考えられているのではないかと思う。
なぜなら、ブログの中に書かれている大概のことは、非常に個人的なもの、もしくは内輪なものであり、アイドルや公人や、そういった顔の売れている人が書く場合とは違い、あたしなんかが書いている場合、それはコモンセンスである必要を問われないようだ(と、人の日記を読んでいて思う。)
常々、よい写真とは内に向かわない、っていうか、発表された時点でコモンセンスになってしまうものだ、とか思っているあたしとしては、これはまあ矛盾した考えなわけであるのだけれど。

ともあれ、まあ、あんまり考えずに書いてるのだけど、なにをブログでしたいかというと、結局これははけ口なのだと思う。
よい意味でも悪い意味でも。
心の中に澱のように溜まった「気持ち」という塊を吐き出すわけです。

それがつくり事であれ、その日実際あったことであれ、脚色されていたとしても、出したかったから出した、みたいのがブログなんだろう。


さてと。というわけで、なるべく客観的に文学とか文章にならないように書いてみることにします。今日は。


今日は、朝いつもより1時間早く出社して、東京国立博物館に仕事に行った。
東博のそばで、青い麒麟を見つけた。
東博でやっている薬師寺展に、ものすごい行列ができていた。
一日2万人くらいくるらしい。
16時終わり予定の仕事が1時間半で終わる。

恵比寿の東京都写真美術館に額を置きに行き、PGIに戻って昨日発覚しためんどくさいことを処理。
その後、ひたすら土門拳をマットに装着。
あいかわらずそのひどい構図に感心しつつ。

8時、五反田。TAB talk #7へ。
今日のゲストは東屋隆司。バイリンガルトークの東屋隆司の英語がなんかよかった。
話はガンダムから集合論、デカルト座標、バタイユまで、飛ぶ跳ぶ飛ぶ。

コンテクストが排除されてマテリアルが残る。

あたしがここ何日か考えてたことを東屋さんがしゃべり倒してて、よかった、とか、ホッとした、とか、思う。が、なんだ、東屋さんもたいしたこと考えてるわけじゃないじゃん、一緒じゃん。っていうか、あたしレベルが考えてることを東屋さんも考えてるってのが、オゴリではなくなんとなく、いーじゃーん。みたいに思った。

任意に選ばれた一人は限りなく全員に近いんだ。そうか。うふふ。

スポンティニアスを追い続けると人はどうなるのか。そっか。狂うんだ。わはは。

PILのTシャツが、とてもよかったんですよ。
Public Image Limit。
おーいえー。
やってみた。

初ブログ。
というものを。

というわけで、人間としてだいぶ高いところに立っているた*さんに発してみています。

文章ってなんだろう。

今日は、すごいダラダラ仕事してご飯食べておうち帰って、ブラジルに向けてメールすんのに英語で四苦八苦して、やっと終わって、た*さんと話して、そんな人生初ブログないちんち。

がんばって書いてみます。





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