セサル

昨日の日記に書いたセサル・バリェホの詩からの抜粋は、それを元にして映画を撮ったロイ・アンダーソンの映画、「散歩する惑星」です。

私はただ好きな人たちに幸せにしてて欲しいと思うけれど、そんなことがよくわからない。

座らせる者
持たぬ物を差し出す者
毎日毎月毎時間汗して働く者
貧しくとも映画に行く者
眠れぬ者
名誉ありて不死の者

私とは、関係ないところで生きててもそういう人たちが幸せだったらいいのにと思う。
それには、そういう人たちが幸せに生きれる世の中に世界が変わればいいんであって、それだったら、少しはあたしにも何かできるかもしれないと思ったりする。

あたしが普段ぺらぺら口にしてることは、それをきちんとふまえた上で語られているんだろうか。
不安でいっぱいになる。

優しくて損をしてる人になりたい。
もう、損をすることは全然怖くない。
死ななきゃいいんだもん。

あたしはちゃんと損してるんだろうか？

誰か教えてください。

今日、午後にすごい考えて書いたメールの返事が、佐藤さんから来た。
あたしは絶対にこの人の作品を守りたいと思う。
悪いのは片方だけではない。こっちと先方と両方悪いと思う。
辞めるなら、私の知らないところで起こったこの関係を私がどうにかして、そして佐藤さんを守ってから辞めたい。

シラケきっちゃダメだよって、そうやって言ってくれるあのお兄さんに、とても会いたいけど、今は会えないくらい、シラケてしまいそうで、どうしたらいいのかわからない。